【メンバー紹介】
For Earthは2020年に設立された学生団体で、ソーシャルビジネスにスポットを当てて活動している団体になります。
今回はFor Earthのメンバー紹介の第一弾として、For Earth設立代表の谷口朋にインタビューを行いました。「For Earthに興味があるけど団体の雰囲気が分からない」「どんなメンバーがいるのか気になる」といった声に少しでも応えられればと思います。
どうぞ気軽にお読みください!
※ソーシャルビジネス…(統一された定義があるわけではないが、)貧困や差別、環境問題といった社会課題の解決を目的とした事業のこと。
<プロフィール>
名前:谷口朋(たにぐちとも)
学年:4年
学部:薬学部薬科学科
趣味:パワーポイントのテンプレ収集
―For Earthは2020年に設立されたということで比較的新しい団体ですが、どのようなきっかけがあってこの団体を設立されたのですか?
もともとソーシャルビジネスというものに興味があったのですが、そんな時に新型コロナウイルスが大流行し思いがけず自由な時間が増えたので、友達と相談してこの団体を立ち上げることになりました。社会課題に関心のある人とのつながりの場や継続的にフィードバックをし合える場が欲しかった、というのが立ち上げたきっかけです。
―そもそもどうしてソーシャルビジネスに興味をあったのですか?
昔から格差といった社会問題に関心をもっていて、将来は国連やNGOのような公的機関に入りたいと考えていたのですが、様々な学びや経験を通して公的機関の支援だけではできることに限界があるのではないかと感じるようになっていきました。そんな時、社会課題解決の手段としてのソーシャルビジネスという存在に出会い、勉強していくうちに「これは将来世の中に絶対に必要になるだろう」と感じるようになり、興味を募らせていきました。
―「公的機関の支援だけでは限界がある」と言っていましたが、どういうことでしょうか?
「一方的な支援を行う」というやり方では、今起こっている問題の本質的な解決にはならないと思っています。顕在化している問題に対処するというアプローチではなく、構造的に仕組みを整えていかないと問題は再生産され続けるというイメージです。また、経済的な部分を他に依拠していることでのしがらみも存在します。さらに、被支援者と支援者という立場に分かれることで、尊厳や責任が奪われたり、依存構造を生んでしまったりすることもあります。
―なるほど、だからボランティア団体や支援団体ではなく、ソーシャルビジネスを扱うFor Earthという団体を設立しようと思ったということですね?
その通りです!
―今後For Earthをどのような団体にしていきたいですか?
この団体が、社会課題解決を目指す人たちのいい意味での「たまり場」になればいいなと思っています。For Earthで生まれたプロジェクトが実際に世界に旅立って行き、世の中のためになるものがFor Earthからどんどん発信されていけばいいなと思っています。もっと多くの人にソーシャルビジネスの可能性・必要性を実感してほしいですし、ソーシャルビジネスが新しい経済の可能性として駆動していければいいと思っています。For Earthが、日本でソーシャルビジネスの風を巻き起こすスタート地点の一つになれたらいいと思っています。
―最後になりますが、新入生に向けて何かメッセージをお願いします。
いちばん伝えたいのは、「難しさを楽しめることが大事だ」ということです。ぜひ様々なことに飛び込んでみてほしいです。「やる前に想定していた難しさ」と「実際に経験して感じた難しさ」とは全く違います。前もって考えていた通りに物事が運ぶことはまずありません。実際にやってみて経験した難しさは必ず自分の糧になります。For Earthという団体もそのような経験を提供できる場でありたいと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。今後引き続き他のメンバーのインタビューも順次掲載していく予定です。ぜひぜひご覧ください!
また、For Earthではいつでも新しい参加者を歓迎しています。興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。
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